韓国留学に必要なビザはどれ?目的・期間別のビザの選び方

韓国留学を検討し始めた段階で、どのようなビザが必要になるのか、種類が多くて迷ってしまう方もいるかもしれません。皆さんの留学目的や期間に合ったビザを正しく理解することが、スムーズな準備の第一歩です。
この記事では、韓国留学に関連する主要なビザの種類と、皆さんの計画に最適なビザの選び方について解説します。
主要な韓国留学関連ビザの種類
韓国への滞在目的や期間によって、申請すべきビザの種類は異なります。留学や研修に関連する主要なビザは以下の通りです。それぞれのビザがどのような目的や対象者を想定しているのか理解しましょう。
D-2ビザ(留学)
- 対象者: 韓国の専門大学、大学、大学院で正規課程(学士、修士、博士)を履修する学生、交換留学生、特定の研究活動を行う研究者
- 主な目的: 正規の学術課程での学習、研究活動
- 滞在期間: 通常91日以上の長期滞在。課程期間に応じた期間が付与され、延長も可能
D-4ビザ(一般研修)
- 対象者: 主に大学付属の語学堂で韓国語研修を91日以上受ける研修生。その他、D-2に該当しない一般研修も含む
- 主な目的: 韓国語能力の向上、専門技術などの一般研修
- 滞在期間: 通常91日以上の長期滞在。研修期間に応じた期間が付与され、延長も可能(語学研修は最長2年)
H-1ビザ(観光就業/ワーキングホリデー)
- 対象者: 協定国の若者(日本国籍者は通常18歳から25歳、事情により30歳まで)
- 主な目的: 観光を主目的とし、滞在費用を補うための付随的な就労や就学(語学堂など)が可能
- 滞在期間: 最長1年間
皆さんの留学目的別!最適なビザの選び方
皆さんの留学計画に最適なビザは、主に「滞在期間」と「留学・研修の目的」によって決まります。以下のフローを参考に、ご自身に合ったビザの種類を確認してください。
大学・大学院で学位を取りたい
D-2ビザが必要です。正規課程への入学許可を得る必要があります。
語学堂で集中的に韓国語を学びたい(91日以上)
D-4ビザが必要です。語学堂の長期課程に登録する必要があります。
短期間(90日以内)だけ語学研修を受けたい
ビザ免除で入国可能です。日本国籍者は短期滞在の場合、ビザなしでの入国が認められています。
観光しながら短期間だけ学びたい、働きたい
H-1ビザ(ワーキングホリデー)が選択肢となります。ただし、主目的は観光であり、就労・就学は付随的である必要があります。
ビザ選びで注意すべきポイント
ビザの種類を選ぶ際に注意すべき点があります。これらの点に留意することで、後々のトラブルを防ぐことができます。
滞在期間と目的に合致したビザを選択することの重要性
皆さんの留学・研修計画に合わないビザで入国すると、韓国内での活動に制限があったり、後からビザを変更することが困難であったりする可能性があります。最初から目的に合ったビザを取得することが、円滑な留学生活のために不可欠です。
最新のビザ情報を確認すること
ビザに関する規定や手続きは変更される可能性があります。必ず申請を開始する前に、駐日韓国大使館・総領事館の公式サイトで最新情報を確認してください。
よくある質問(FAQ)
ビザの種類に関するよくある質問とその回答です。
Q: ワーキングホリデービザで語学堂に通えますか?
はい、H-1ビザの範囲内で付随的な就学として語学堂に通うことは可能ですが、主目的は観光である必要があります。
Q: ビザ免除で入国して、後からD-4ビザに切り替えられますか?
短期滞在資格で入国し、韓国内でD-4ビザへ資格変更することは、公式には推奨されておらず、困難または不可能な場合があります。91日以上の研修を計画している場合は、日本を出国する前にD-4ビザを取得することが最も安全かつ確実な方法です。
Q: 複数のビザを同時に申請できますか?
同時に複数の種類のビザを申請することはできません。一つの目的・期間に合ったビザを選択して申請します。
韓国留学ビザの種類のまとめ
韓国留学に必要なビザは、皆さんの留学の「目的」と「期間」によって異なります。正規留学ならD-2、長期語学研修ならD-4、観光+αならH-1、短期研修ならビザ免除が主な選択肢となります。自身の計画に合ったビザを正しく選び、必要な準備を進めてください。
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