韓国長期留学まるわかりガイド
語学堂(語学教育院)とは?
語学堂は、韓国の大学が運営する外国人向けの韓国語教育機関です。
単に日常会話を習う語学スクールという枠にとどまらず、大学という教育機関ならではの体系的なカリキュラムのもとで、学術やビジネスにも通用する本格的な韓国語を習得する場所です。
授業は平日5日(月曜日~金曜日)、1日4時間のペースで、1学期あたり合計200時間の講義が行われます。
「聞く・話す・読む・書く」の4技能を総合的に鍛え、各学期の期末テストをクリアすることで、次のステップの級へと進級していく仕組みです。
週5日/1日4h
10人~15人
1級~6級
1学期=10週間
| 開講日程 | 春学期: 3月上旬 〜 5月中旬 夏学期: 6月上旬 〜 8月中旬 秋学期: 9月上旬 〜 11月中旬 冬学期: 12月上旬 〜 2月中旬 ※語学堂によって多少異なります。 春・夏・秋・冬のどの学期からでもスタート可能です。日本人の場合、「春(3月)」と「秋(9月)」からのスタートが最も人気です。 |
| レベル構成 | 1級(ハングル入門)~6級(論文・ニュース理解) |
| 授業時間 | 月~金曜日(週5日) / 1日4時間(計200時間) |
| 授業時間帯 | 午前クラス:9:00〜13:00 午後クラス:13:30〜17:30 ※時間は語学堂によって異なります。 午前クラスが一般的ですが、多くの学校で「初級(1〜2級)」の学生が午後クラスに指定されます。 延世大学や漢陽大学では申請順(先着順)で希望の時間帯のクラスに決定されます。 |
| 利用可能なビザ | ・ノービザ:1学期(3ヶ月)のみの受講 ・D-4ビザ(一般研修):2学期(半年)以上の長期留学 ・H-1ビザ(ワーホリ):語学堂に通いながら就労・生活 |
語学堂の基本システム
大学施設とサポート制度
語学堂は大学の附属機関であるため、留学生は学内の図書館や学生食堂、PC室などの施設を現役の大学生と同様に利用することができます。
また多くの語学堂では、現役の大学在学生が留学生の生活や勉強をサポートする「トウミ(バディ)制度」や、韓国文化を体験する特別課外授業などを設けており、授業以外でも現地のキャンパスライフや生きた韓国語に触れられる環境が整っています。
レベル分けテスト
渡韓直後(または渡韓前のオンライン)に、すべての学生を対象としたレベル分けテストが実施されます。テストは主に「筆記試験」と「1対1の面接(スピーキング)」の2つの形式です。
ハングルをこれから学ぶ完全な初心者であれば辞退して無条件で「1級(入門クラス)」を選択することが可能ですが、独学経験がある方は正確な実力を測定して最適なクラスへ配置されます。
クラスの様子
1クラスあたり約10〜15人程度の少人数制で、1つのクラスを2〜3人の講師が交代で担当する「チーム担任制」が多く採用されています。
世界数十カ国から集まる多国籍なクラスメイトたちの共通語は「韓国語」となるため、自然と語学が伸びる環境が整っています。
滞在先(住まい)の選択肢
語学堂留学中の住まいは主に「寄宿舎」「コシウォン」「ワンルーム」の3つが主流です。それぞれ費用やルール、契約方法などに大きな違いがあるため、ライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。
寄宿舎
約35万〜60万KRW
(保証金不要~数万KRW)
キャンパス内 / 近隣で安心
光熱費・Wi-Fi込みが多い
相部屋が多い
倍率が高い
門限やハウスルールあり
コシウォン・コシテル
約30万〜70万KRW
(保証金不要~数万KRW)
高額な保証金が不要
1ヶ月単位の契約が可能
プライベート空間の確保が可能
部屋が狭い
生活費が響きやすい
ワンルーム
約50万〜90万KRW
(保証金500万~1,000万KRW)
自由度が高い
プライベート空間の確保が可能
高額な初期保証金が必要
原則1~2年契約(短期不可)
韓国語での契約手続きが必要
寄宿舎(学校の寮)
多くの語学堂では、キャンパス内または大学のすぐ近くに学生用の寄宿舎を用意しています。通学にかかる時間と費用を最小限に抑えられる点や、24時間セキュリティが稼働している点が最大の魅力で、初めての海外生活でも安全性が非常に高いのが特徴です。
一方で、基本的には2人部屋となるため、国籍の異なるルームメイトとの文化や生活習慣の違いから、少なからずストレスを感じる場面もあります。門限や外泊時の申請義務、室内での飲食禁止もしくはキッチンの共有といった厳しいハウスルールを守る必要もあります。
また人気の学校では倍率が非常に高く、申請しても満室で入居できないケースが少なくありません。入寮できても、滞在期間が1学期のみ(最大2学期間)といった場合がほとんどなので、3学期以上の長期留学を考えている方は選べる語学堂が限られるのが残念なポイントです。
- 費用の目安(月換算):約35万〜60万ウォン(学期単位での一括払いが主流。保証金は不要、または少額)
コシウォン・コシテル
コシウォンは、個人の個室(寝室)が確保された韓国特有の簡易住宅です。小さい部屋の中にベッド、机、椅子、収納、冷蔵庫などが置かれており、トイレとシャワーが部屋にあるかどうかは、物件によって異なります。キッチンや洗濯機は共同ですが、ご飯やラーメン、キムチが常時無料で提供される物件が多い点、生活費を抑えたい留学生に重宝されています。
コシウォンの最大の魅力は初期費用の安さと手続きの手軽さです。高額な保証金が不要で、1ヶ月単位の短期契約が可能なため、留学期間に合わせて柔軟に滞在期間を設定できます。
デメリットとしては、1部屋あたり約3畳〜5畳程度とスペースが非常に狭く、壁が薄いために隣の生活音が響きやすい点が挙げられます。物件によっては外に面した窓がない部屋(内窓部屋)もあり、事前の確認が必要です。プライベートな空間を低価格で手軽に確保したい方におすすめです。
- 費用の目安(月額):約30万〜70万ウォン(保証金は不要、または管理費として5万〜10万ウォン程度)
ワンルーム
ワンルームは、一般の不動産会社などを通じて個人で賃貸契約を結ぶ一人暮らしのアパートです。完全なプライベート空間が確保され、自室の中にキッチンや洗濯機、バス・トイレが備わっているため、他人に気を遣わず日本と同じような自由で快適な生活を送ることができます。
しかし、留学生にとって最も高いハードルとなるのが「保証金」制度です。韓国では契約時に数十万円規模(一般的に500万〜1,000万ウォン以上)の高額な保証金を家主に預ける必要があり、退去時に問題がなければ全額返還されるものの、渡韓時の初期費用としては大きな負担となります。
さらに、契約期間は原則として1年〜2年単位であるため、数ヶ月〜半年の短期留学には不向きです。また、不動産の契約や退去時のやり取りを韓国語で行う必要があるため、一定以上の語学力と現地手続きへの理解が求められます。
費用の目安(月額):約50万〜90万ウォン(※これとは別に保証金500万〜1,000万ウォン程度、月々の光熱費や管理費が自己負担となります)
💡 担当カウンセラーからの本音トーク:
最初の1学期目は、学校生活や現地の環境に慣れるためにも、手続きがシンプルでトラブルの心配が少ない「寄宿舎」や、短期契約が可能な「コシウォン」からスタートすることをおすすめします。現地での生活に慣れ、韓国語での日常会話やトラブル対応が少しずつできるようになってから、2学期目以降に現地の不動産会社を使って「ワンルーム」を探し、お引越しをするというステップが最もトラブルを避けやすくスムーズな流れです。
留学費用の目安と内訳
| 留学期間 | 総額の目安 | 内訳のポイント |
|---|---|---|
| 3ヶ月(1学期) | 約50万〜85万円 | 観光ビザ(ノービザ)での渡航が可能。航空券や海外旅行保険などの初期費用の比重が大きくなります。 |
| 半年(2学期) | 約100万〜160万円 | 一般研修ビザ(D-4)の申請対象となります。生活に慣れることで自炊などによる食費の節約もしやすくなります。 |
| 1年(4学期) | 約200万〜300万円 | 韓国語の実用レベル修得を目指せる期間。滞在先に「寄宿舎」「コシウォン」を選ぶか「ワンルーム」を選ぶかで総額が大きく変動します。 |
学費
1学期(約10週間)あたり約130万〜180万ウォン(約15万〜20万円)です。初回出願時に選考料約5万〜12万ウォンも別途発生します。
滞在費(家賃)
寄宿舎やコシウォンは基本的に水道光熱費やWi-Fi料金が含まれています。一方ワンルームは、家賃とは別に月数千円〜1万円前後の管理費・水道光熱費がかかります。
生活費(食費・交際費・通信費)
1ヶ月あたり約40万〜70万ウォン(約4.5万〜8万円)が目安。自炊や学食の利用を増やすことで食費は大きく抑えられます。
初期費用・その他
航空券代(約3万〜6万円)、海外旅行保険(半年で約1万円)、教材費(1学期につき約3,000円〜1万円)などが発生します。
渡航までの準備スケジュール
留学を決意してから実際に渡韓するまでは、渡航の約4〜6ヶ月前から準備をスタートするのが一番確実でスムーズです。
学校選定と書類集め
- 希望する語学堂の決定
- 最終学歴証明書(アポスティーユ取得)、銀行残高証明書などの必要書類の準備
願書提出と学費納入
- 語学堂へ入学申請書類一式の提出
- 合格通知の受取および学費の送金手続き
入学許可証受取とビザ申請
- 大学発行の「標準入学許可書」の受領
- 日本国内の韓国領事館にてD-4ビザの手続き
住まいの確保・航空券手配
- 寄宿舎の入寮確定やコシウォン・ワンルームの契約
- 航空券の購入および海外旅行保険への加入
現地到着
- 開講数日前~1週間前に現地入り
- レベル分けテストおよびオリエンテーションに参加
韓国留学idのサポートについて
個人での語学堂申請には、専門的な書類手配や海外送金など煩雑なステップが多く含まれます。韓国留学idでは学校選びから出願書類の案内、準備に関する質問、お部屋探しまでワンストップでサポートを行っています。
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