韓国留学で卒業証明書・成績証明書を準備する方法【アポスティーユから翻訳まで】

韓国留学を目指す際、提出を求められる書類の一つに「卒業証明書」や「成績証明書」があります。これらの学歴を証明する書類は、入学審査だけでなく、場合によってはビザ申請においても重要な役割を果たします。
この記事では、韓国留学に必要な卒業証明書・成績証明書の準備方法、アポスティーユ認証の要否、翻訳の必要性、書類の有効期限など、みなさんが知っておくべきポイントをくわしく解説します。
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卒業証明書・成績証明書が必要な理由
まずはこれらの証明書の必要性についてお話します。
韓国の語学堂が入学審査で学歴証明を求める理由
語学堂では入学希望者が留学プログラムで学ぶための適切な学歴を有しているかを確認するために、卒業証明書や成績証明書の提出を求めます。
卒業証明書は一般的に最終学歴のものを求められることが多く、高等学校の卒業証明書あるいは大学の卒業証明書などが挙げられます。成績証明書を提出する語学堂は一部に限られますが、これまでの学業成績を通じて、学習への適性や基礎学力などを判断する材料のひとつとなります。
ビザ申請における提出の可能性
留学のためのビザ(D-2留学ビザやD-4一般研修ビザなど)を申請する際にも、領事館によっては卒業証明書や在学証明書の提出を求められる場合があります。これは、申請者が正規の学生として韓国に滞在する資格があることを、大使館・領事館が確認するために必要です。
卒業証明書・成績証明書の準備
各証明書の準備方法をステップごとに解説します。
出身校への発行依頼
卒業証明書や成績証明書は、原則として卒業した(または在籍している)出身校(高校、専門学校、大学、大学院など)に発行を依頼します。多くの学校では、事務室や学務課といった窓口で申請を受け付けています。
郵送での申請を受け付けている学校も多いので、遠方に住んでいる場合や直接訪問が難しい場合は、学校のWebサイトで確認するか、電話でお問い合わせください。
発行にかかる日数
発行にかかる日数は学校によって異なりますが、即日発行してくれる場合もあれば、数日から1週間程度かかる場合もあります。特に英文の証明書や、卒業してから年数が経っている場合は時間がかかることがあるため、余裕をもって申請することが大切です。
発行にかかる手数料
発行手数料も学校や証明書の種類(和文か英文かなど)によって異なります。数百円程度が一般的ですが、事前に確認しておきましょう。
アポスティーユ認証の手続き
語学堂によっては日本で発行された卒業証明書や成績証明書に対してアポスティーユ認証を求める場合があります。
アポスティーユが必要な場合は、その取得手続きも計画に含める必要があります。アポスティーユ認証が必要か、事前に大学のホームページで確認しておきましょう。

卒業見込証明書での出願と、その後の手続き
まだ最終学歴を卒業していない場合でも、「卒業見込証明書」や「成績証明書(在学中のもの)」で出願を受け付けている教育機関が多くあります。
ただし、その場合でも、合格後や入学時、あるいは指定された期日までに、正式な「卒業証明書」および最終的な「成績証明書」(多くの場合アポスティーユ認証付き)の提出が別途求められます。この提出期限を守れないと入学が取り消される可能性もあるため、卒業後の手続きを迅速に行えるよう準備しておくことが重要です。
卒業証明書・成績証明書準備の注意点
最後に、これらの証明書を準備する上での注意点をまとめます。
書類の言語と翻訳の必要性
提出する卒業証明書・成績証明書の言語に要注意です。日本語で発行された証明書を提出できる語学堂もあれば、英語で記載された証明書の提出を求める語学堂もあります。
どの言語で提出するべきか、あらかじめ確認しておきましょう。
もし出身校が日本語の証明書しか発行できず、提出先が英語または韓国語の証明書を要求する場合、専門の翻訳会社などに依頼して公式な翻訳を作成する必要があります。その際、単に翻訳するだけでなく、その翻訳が正確であることを証明する「翻訳公証」を求められることもあります。翻訳文書自体にアポスティーユを付ける場合も、この公証が前提となることがありますので、語学堂の案内をよくご確認ください。
書類の有効期限と提出タイミング
語学堂が「発行から○ヶ月以内のもの」といった形で、発行日からの有効期間を指定している場合がほとんどです。一般的には、発行から3ヶ月以内や6ヶ月以内の新しいものを求められます。
早く準備し過ぎるとその証明書の有効期間が切れてしまう可能性があるので、書類の発行時期には要注意です。
またアポスティーユを取得する場合、その前提となる卒業証明書などが発行から3ヶ月以内でなければならないというルールがあります。そのため、アポスティーユ申請の期間も考慮して、学校への証明書発行依頼のタイミングを計画する必要があります。提出期限から逆算して、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
よくある質問(FAQ)
ここで、卒業証明書や成績証明書に関してよくある質問にお答えします。
Q: 卒業証明書と卒業証書は違いますか?
A: はい、異なります。卒業証書は通常1枚しか発行されません。一方、卒業証明書は、学校が卒業した事実を公的に証明するために発行する書類で、申請すれば複数枚発行してもらうことができます。留学手続きで提出を求められるのは、この「卒業証明書」のほうです。
Q: 成績証明書は厳封されたものが必要ですか?
A: 語学堂によっては成績証明書を学校が厳封(封筒に入れ、封をした部分に割印やサインがされた状態)した形で提出するよう指示されることがあります。これは、改ざんを防ぐためです。
発行を依頼する際に、厳封が必要かどうかを学校に伝え、対応してもらいましょう。自分で開封してしまうと無効になる場合があるので注意が必要です。
Q: デジタル版(電子データ)の証明書は認められますか?
A: 近年、日本でもデジタル形式の証明書を発行する大学が増えてきていますが、語学堂がデジタル証明書を受け付けているかは確認が必要です。デジタル証明書が認められるか、認められる場合はどのような形式(PDF、特定のシステム経由など)である必要があるかをご確認ください。紙媒体での提出を求められるケースが多いのが現状です。
Q: 卒業してから時間が経っていますが、証明書は発行してもらえますか?
A: はい、通常は卒業後何年経っていても発行してもらえます。ただし、学校によっては発行に時間がかかったり、古い学籍記録の確認が必要になったりする場合があります。また、統廃合などで学校名が変わっている場合や、閉校している場合は、その学校の事務を引き継いでいる教育委員会や別の学校に問い合わせる必要があります。早めに確認し、手続きを進めることをおすすめします。
卒業証明書・成績証明書のまとめ
最後に、学歴証明書の準備に関するポイントを整理します。
- 提出先の要件を最優先で確認: 必要書類、言語、認証、有効期限など
- 早めの発行依頼: 学校へは時間に余裕をもって依頼
- アポスティーユ・翻訳の要否を確認: 必要な場合は別途手続きの時間を考慮
- 有効期限に注意: 発行日からの期間制限を確認
卒業証明書や成績証明書の準備は少し手間がかかることもありますが、一つひとつ確認しながら計画的に進めることが大切です。
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